ハンドル操作を間違えた高齢者が起こした事故の末路

最近はテレビで高齢者の事故について聞くことが増えたように感じています。うちの近所も例外ではなく、ついに高齢者の事故が起きてしまいました。

ハンドル操作を間違えて、カーブを曲がり切れなかったらしく、よそのお宅のブロック塀に突っ込んでしまったのです。帰宅するのに事故現場を通ったのですが、ブロック塀には大きな穴が開いていました。

事故を起こした本人は、おそらくそれなりのケガをしていると思いますが、ぶつけられた家の人もたまったものではありません。

緩いカーブを曲がり損ねたのはなぜ?

帰宅後に聞いた話なのですが、緩いカーブを曲がり損ねたらしいのです。昔からこの地域に住んでいた人なのでいつも通っている道です。

どうしてだろうかと不思議に思ったのですが、通り慣れた道ではあっても、今日はいつもと事情が違っていたのです。道路の真ん中にどこからか飛んできた段ボールが落ちていたらしく、その段ボールをよけようとしたらしいのですが、そこでハンドル操作を間違え、ブロック塀に突っ込んでしまいました。

高齢者に限らず、通り慣れた道路であっても、いつもと様子が違うということは珍しくありません。でも、ブレーキをかけなかったのでしょうか?

ブレーキとアクセルを間違えた!

ブレーキは本人は踏んだ「つもり」らしいのですが、実際にはアクセルを踏んでいたのです。アクセル全開でブロック塀に突っ込んでしまったのですから、ブロック塀には大きな穴が開いてしまいました。

間違えて踏まなければ、こんなことにはならなかったはず。嫌な話ですが、ブロック塀のの修繕費用はどのくらいかかるのでしょうか。保険が出るのかもしれませんが、間違えずにブレークを踏んでいれば、もっと小さな事故で済んだかもしれません。

車は廃車、本人はしばらく入院!

普段と違う道路事情、そしてブレーキとアクセルを間違えたせいでこんな事故になってしまいましたが、これだけでは終わりませんでした。

もちろん車は廃車になりましたが、本人も大けがです。しばらく入院するそうですが、肋骨3本と左足の骨を折ってしまい、頭もぶつけているそう。

退院してから、以前の生活に戻れるのでしょうか。ブロック塀を破壊した相手への謝罪はどうするのでしょうか。

事故を起こした本人、そしてブロック塀のある家の持ち主、どちらもご近所です。きっと今後の人間関係にも響くでしょう。自分のことではなく人の事故ですが、色々と考えさせられる出来事でした。